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せっかく行く海外旅行のために

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ノーベル文学賞の作品の舞台メフメッド・パシャ・ソコロヴィッチ橋を見学します(ボスニア・ヘルツェゴビナ)

モクラ・ゴーラを出ると30分の経たずに国境となります。一般的にはツアーバスから降りて出国。そして入国手続きとなります。でもセルビアからの出国も、ボスニア・ヘルツェゴビナへの入国も、現地ガイドが旅行会社が作成していたパスポートリストを持参しまとめて手続きするため、バスの中で待っているだけです。時間も10分強ぐらいで終了です。個人旅行では面倒な(時間が掛かる)手続きとなるはずですが、団体旅行ではその点は楽チンです。入国後、山間の道を進むとヴィシュグラードと言う街に到着です。
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ドリナ川がゆっくりと流れています。
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こちらが世界遺産メフメッド・パシャ・ソコロヴィッチ橋です。真新しいのは第二次世界大戦で壊され、修復されたものだからです。
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11個の均整のとれたアーチが特徴です。ここは観光地なのに、人影が異常に少ない。我々のパーティー以外に7名しかいない。なぜ?
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実はアーチの数は9個です。9個しか見えません。両端に各1個が隠れています。
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ユーゴスラヴィアの作家イヴォ・アンドリッチが、自ら幼少期を過ごしたヴィシュグラードを舞台とした小説「ドリナの橋」がノーベル文学賞を受賞しています。旧ユーゴスラヴィアの地域では知らない人はいない作家らしいです。そのため2007年にメフメッド・パシャ・ソコロヴィッチ橋が世界遺産に登録される以前からファンが訪れていたそうです。
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観光の予定に入っていないのですが、みんなでイヴォ・アンドリッチの生家を見に行きます。179.5mの橋を渡り、右に曲がり、信号を渡り、150mぐらい行ったところにあります。今は別の方が生活をしており、小さな看板があるだけです。写真のピンクの家です。

とても暑い日でした。添乗員が15分ぐらい掛かると言って、生家まで行きたがりません。それにしても人影のない街です。でも暑いからではないようです。元々セルビア人が多く住んでいた地域のため、あの不幸な内戦の時に、ムスリム人が多く住むヴィシュグラードでも民族浄化運動があったそうです。(帰国後書物で確認)凛とした橋の佇まいとは対照的に何か寂しさが漂う感じだったのは、そんな背景があった訳です。ここからまた山間の道をバスは進み、サラエボを目指します。(2016年7月20日)


by sekkaku | 2016-08-22 16:20 | ボスニア・ヘルツェゴビナ | Comments(0)
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