本日は接待で上海大厦にある
黄浦軒へ行って来ました。まずうんちくを述べると、国営老舗ホテル上海大厦(ブロードウェイマンションホテル)は1934年にイギリス・アールドブラザーズ社の子会社によりブロードウェイストリート(現大名路)に建設され、以来約70年もの間、上海の顔をなりつづけています。その17階よりバンドの景色を見ながら、食事をするなんて最高でしょう。
のはずでしたが、手違いがあり、2階のレストランで夜景なしの食事となりました。まず、17階は
6名以上のグループしか予約ができません。そして一人800RMBの予算となるようです。つまりバントの夜景を見ながらのディナーには、それなりのコストが掛かるようです。それにしても残念です。
こちらの黄浦軒では、江蘇・浙江地方の淮揚料理が楽しめます。それでは本日頂いた料理をご覧ください。
まず、きゅうりです。きゅうりの上のアクセントで唐辛子のチップが載っています。味はイマイチです。なぜならきゅうりは間違いなくハウス物と思います。
クラゲ見た目は旨そうですが、味はパットしない。何せ味が薄い。
白菜と貝柱の炒め物は完食です。貝柱の旨みのみで、白菜を頂く最高の料理です。薄味万歳。そして鶏肉のから炒めは大失敗です。ほとんど食べず残りました。なんかカエルのような食感が頂けないよ。本当に鶏肉ですか。
きくらげと山芋の炒め物は超薄味です。素材の良さを引き立てると書きたい所ですが、素材の旨味が感じられない。そして太刀魚のから揚げもまあこんなものでしょう。上海料理の定番なのかもしれません。
チャーハンも特にどうってもんではありません。色が昆山太陽島のゴルフ場で出てくる特別メニューのチャーハンと同じです。
白味の魚をフライにして、餡を掛けた料理です。皆さんの受けがよくありません。
それとフカヒレのスープ、1杯188RMBです。お茶の碗で出されたのフカフレとは思えませんでした。これも超超薄味です。
どれもこれも超薄味です。私の味覚がイマイチなのか全然美味しいと思いません。一人の方はしょう油を付けて食べました。コックが違うのか、大きな宴会があったので、そちらに手を取られてのか、私には救いようがない味でした。(2014年1月21日)
黄浦軒
住所:上海市北葱州路20号
電話:021-6324-6260