ラトビア観光のハイライトの一つ、
ルンダーレ宮殿へ行きました。観光バスを停め、歩いて5分ぐらいで、その雄姿が見てきます。
ロシアのエルミタージュ宮殿を建築した
イタリア人建築家ラストゥレリが、クールランド大公にまで上り詰めたビロン公の夏の宮殿として作ったものです。
宮殿の写真やビデオ撮影には、料金が別途必要です。カメラは1ラッツです。そしてこのような支払済みのシールをもらいます。
それでは宮殿ツアーの開始です。階段で2階へ上ります。
ヴェルサイユ宮殿を参考にしたので、お部屋の感じは似ています。
グランドギャラリー。30mもありますが通路ではなく、部屋らしいです。ラトビアでは珍しいイタリア絵画が描かれています。
黄金の間。最も豪華な部屋で、この絵の中に、ビロン公も書かれているそうです。
白の間。舞踏会用のお部屋となります。
4隅にあるレーリフについて説明を受けましたが、・・・。
バラの間。ピンクの大理石を使っているそうです。
オランダ絵画の間かな???
謁見室ではないぞ??
侯爵夫人のトイレにある便座です。
遊びの間にビリヤード台などが置いてあります。
宮殿内だけではなく、お庭もとてもきれいです。こちらも別途料金を取ります。
ヴェルサイユ宮殿を一回り小さくした大きさでしょうか。
お庭を探索するには、もってこいの快晴でした。
シンメトリーに作っているがわかります。
結構大きな庭です。
庭には、緑のトンネルを利用した喫茶と風変りなトイレ(写真)があります。
ヴェルサイユ宮殿の比ではりあませんが、この地の宮殿生活を間違いなく感じることができます。アンナ女帝に庇護されたビロン公も、アンナ女帝が亡くなると
シベリアに島流しになって、建築が中断したなんて裏物語があります。そんな当時の権力闘争とその舞台の場である
バロック様式の豪華なルンダーレ宮殿を是非一度見に行って下さい。(2012年8月12日)