オールドバカンには、相当数の仏塔や寺院があります。それらをくまなく見れば、1週間ぐらい掛かるかもしれません。そこでツアーでは代表的なものをいくつか回るようです。
こちらは、バカン朝のナンダウンミャー王に建立されたティーローミンロー寺院です。後継者を選ぶ際に傘を使い、その傘が倒れた方にいた者を選んだそうです。現地添乗員の話では、王位を継いでほしい者の方に、わざと倒したそうです。ティーローミンローとは、傘の王を意味します。
これがその時の傘?
四方向に仏像があります。当たり前ですが、四体とも表情が違います。
時計回りに拝観します。仏像の前以外は混雑していません。
もう少し修復にも、手が回ればいいのですが。外国人のみからは拝観料を取るようです。それが清掃とか修復に回るようです。
小さな仏像が壁にははめ込まれており、そんな細かい所まで見きれないです。
壁からは、貴重な壁画が出てきたりします。
異教徒(観光客)には寛容であり、あまり気にせず、自分のためにお祈りを捧げています。うるさいなんて、声を荒げる人はいないです。これこそ宗教の理想とする姿と思います。
寺院の外ではでカヤン族の方が織物を実演しており、その周りに人だかりができいます。我々のメンバーがこの生地を買うべく、うだうだしている間に、人だかりとなりました。人を集める何か持っているかもしれません。
確か東側の参道だったと思います。もちろん参道から、裸足にならねばなりません。
修復中のところもありますが、外壁に残る細かい
スタッコ装飾が素晴らしいそうです。高さは50mもあります。仏像を見るより、どちらかと言えば、てっぺんに登りたいくらいです。(2018年1月6日)