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せっかく行く海外旅行のために

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もっと認知度の高い場所であるべきだ(ベルリン)

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2016年5月27日、広島の原爆ドームを米オバマ大統領が訪れた。訪れる以前から、日本に来る外国人なら誰でも知っている場所だ。

私も先月訪問し、何とも言えない。どちらかと言えば、触れたくない気持ちに襲われた。72年前に起きた悲劇に、原爆には一切関わりのない私でも正面から向き合いたくない。隠したい。忘れたいものなんです。なぜなんだろう。

原爆ドームの存在は意義がある。決して忘れさせない。隠せない。消せない過去・・・を象徴している。

ドイツ、ベルリンにも消せない過去を象徴するかのようなオブジェがある。

それは米建築家ピーター・アイゼンマン氏が手掛けた「虐殺された欧州のユダヤ人のための記念碑、通称ホロコースト記念碑」だ。墓石を思わせる、無機質感が余計に寂しさや悲しさを助長するような巨大迷路だ。

でも私が知る限り、日本人は知らない人が多い。私が訪問した時も、日本人には会わなかった。
AFPの記者デボラ・コール氏がずっと取材を続けていることがとても意義深い。(2017年2月24日)


by sekkaku | 2017-02-24 10:24 | ドイツ | Comments(0)
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