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せっかく行く海外旅行のために

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ティラナ市内観光(アルバニア)

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本日で観光8日目となります。宿泊しているシェラトホテルから街の中心スカンデルベグ広場まで歩いて観光をします。直線で歩いて10分強ぐらいの距離です。ご覧のようにこの辺はとても落ち着いた静かな地域です。東京で言えば、日曜日の永田町って感じです。
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そして早速このアルバニアを象徴する遺物に出くわしました。これは「トーチカ」と呼ばれる小型の防空壕のようなものです。大きさは直径4mぐらいでした。これが60万基もあると言われています。
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こちらの窓から相手に向かって、機関銃でも撃つのでしょうか。壊すにもお金が掛かるので、そのままにしているそうです。
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これを作らせたのがエンヴェル・ホッジャという独裁者で、観光中に何度もホッジャに関連する物、事件を見ることになります。ちなみにスルーガイド(28歳ぐらい)も、最低と多くは語りたがりません。短く括ると「大虐殺」を行った首相のようです。
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芸術的な作品と思えば・・・。狙撃している人のようです。
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アルバニアの内戦時、市庁舎前で撃たれ倒れた民衆のいた場所らしいです。4か所ぐらい道の両側にあります。こんな話を聞けるのもアルバニア人のガイドだからでしょう。

ガイドについて触れると、英語で何度か話をしましたが、ガイド中もスマホでゲームをやったりしていて、どこの国にでもいる若者って感じです。私に向けらた質問で印象深かったのは、アルバニアでビジネスを始めるとしたら、何が良いかと聞かれたことです。不意を突かれたので、飲食業はどうかなって、受け流しました。良かったのかどうかは不明ですが、将来について真面目に考えているんだと思いました。ガイドは仮の姿とも言ってました。
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今は誰も住んでいないのですが、エンヴェル・ホッジャが執務をしていた首相官邸だそうです。中に入れないし、以前は警備の方がいて、写真も撮れなかったそうです。こんな状況も時代の流れで、アルバニアがいい方向へ向っている証ではないでしょうか。
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ティナラの街は車も人も少なく(日曜日でした)、緑が多く、日本人観光客には好印象の都市にしか見えません。
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エザムベイモスク (Et`hem Bey Mosque)はなぜか素通りします。中にちょっとだけでも入りたいものです。モスク内部のフレスコ画が当時(18世紀から19世紀)の町の様子を伝えているようです。こちらのモスクの文化的な価値は非常に高く、宗教が禁じられた共産主義時代にも破壊を免れた貴重なモスクです。見学するところはミフラーブのあるイスラム教関係者しか入れない部屋もあるようです。
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スカンデルベグ広場も静かと言えば静かでした。左がエザム・ベイ・モスクで、右にスカンデルベグ像が小さいですが見えます。広場の周りはロータリーになっています。
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そして観光のメインイベント、国立歴史博物館を見学します。約1時間ぐらい見学しましたが、アルバニアを深く知るのはとても貴重な時間でした。いつも博物館見学は退屈なことが多いですが、年代ごとに並べられて理解しやすいです。ただし、古臭い陳列方法の博物館だし、ガイドが現れないハプニングもありました。
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内部は撮影禁止ですが、中庭はOKです。
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中庭では、(多分池の水が無くなり)、亀が歩いている姿に遭遇です。穏やかな時間が流れています。
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最後にスカンデルベグの騎馬銅像をもう一度見てください。午後はベラット城を見学します。(2016年7月24日)





by sekkaku | 2016-10-08 11:21 | アルバニア | Comments(0)
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