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鶏インフルエンザの現況について(23)

安徽省衛生庁の23日の発表によれば、安徽省で鳥インフルエンザA(H7N9)による新たな感染・死亡例1例が確認されました。安徽省及び江蘇省(当館注:同感染者は江蘇省で治療を受けた)の発表による感染者の状況等は以下のとおりです

(1)江蘇省衛生庁の発表(21日)

82歳の男性である謝某は、21日午後に南京市専門家グループにより感染診断が確定。謝某は、発病前、妻と当地の野菜市場で活きた鳩一羽を購入し食べた。現在重体、南京市内の病院で治療中。

(2)安徽省衛生庁の発表(23日)

 天長県の82歳の男性である謝某は、21日に感染診断が確定し、22日に治療の甲斐なく死亡した。

 湖南省衛生庁の18日、19日の発表によれば、同省で新たに2例の感染例が確認されました。

広東省衛生計画生育委員会の14日~22日の発表によれば、同省で新たに5例の感染例が確認され、治療中だった患者1名が11日に死亡しました。

現時点において、中国本土における鳥インフルエンザA(H7N9)の感染者数は、上海市、安徽省、江蘇省、浙江省、北京市、河南省、山東省、江西省、福建省、湖南省、河北省、広東省、貴州省、広西チワン族自治区、吉林省の2市12省1自治区の計391名(上海41名、安徽11名、江蘇44名、浙江138名、北京5名、河南4名、山東3名、江西6名、福建21名、湖南19名、河北1名、広東93名、貴州1名、広西3名、吉林1名)となり、そのうち、死者は126名(上海20名、安徽6名、江蘇14名、浙江38名、江西1名、河南1名、湖南5名、河北1名、広東26名、福建4名、貴州1名、北京1名、場所不明8名)です。

※上記感染者数には、臨床症状がなかった北京市の男児の感染例1例が含まれています。昨年12月末に台湾旅行中に感染診断が確定し、1月に死亡した江蘇省の86歳の男性の症例は、台湾到着前に感染していた可能性が高いため、上記感染者・死亡者数に含めています。また、マレーシア旅行中に感染診断が確定した広東省の67歳の女性の症例は、マレーシア到着前に感染していた可能性が高いため、上記感染者数に含めています。(2014年3月25日)
by sekkaku | 2014-03-25 14:01 | 中国 | Comments(0)
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